宝塚市、2代続けて女性市長が誕生 51歳弁護士が当選

石村裕輔
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 宝塚市長選が11日、投開票された。無所属で新顔の弁護士、山崎晴恵氏(51)が、維新公認で前県議の門隆志氏(54)、無所属で前県議の森脇保仁氏(68)=自民推薦=、無所属で元自治会長の末永弥生氏(54)の新顔3人を破って初当選した。

 宝塚市では2代続けての女性市長誕生となった。当日有権者数は19万895人、投票率は42・65%(前回39・13%)だった。

 引退する中川智子市長の後援会から要請を受けて立候補した山崎氏は11日夜、支援者らと初当選を喜び合った。「人に寄り添い、人にやさしく、一人も取りこぼさない宝塚にしていきたい。中川市政の良い部分を引き継ぎ、これから先の宝塚に必要なものは変えていく」と抱負を語った。

 一夜明けた12日、市役所で当選証書が手渡された。山崎氏は「市民が生きやすい宝塚をつくっていくのに、市長としての私を使っていただきたい」と話し、まずはコロナ禍の影響を受けた商業などへの対策や子育て支援に取り組む姿勢を見せた。

 選挙戦は3期12年続いた中川市政の継承か、転換かが問われた。山崎氏は「人に寄り添い、福祉に手厚い中川市政を継承していく」と訴え、支持を広げた。

 門氏は「維新の改革を宝塚でもやらせていただきたい」と訴えたが、競り負けた。森脇氏は財政再建や教育再生などを掲げたが、支持が広がらなかった。道路などの老朽化対策を訴えた末永氏も及ばなかった。(石村裕輔)

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