南箕輪村長に元地域おこし隊員が当選 首都圏出身の対決

依光隆明
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 新顔2人の争いとなった長野県の南箕輪村長選は11日に投開票され、公益財団理事の藤城栄文氏(41)が、元村議会副議長の小坂泰夫氏(54)=いずれも無所属=を破って初当選した。当日有権者数は1万2493人、投票率は53・08%。村議補選(被選挙数2)の当選者も決まった。

 藤城氏は東京都出身で、元江戸川区役所職員。2017年に地域おこし協力隊員となって同村に移住し、19年からは村議を務めた。地域おこし協力隊員が着任先の自治体で首長に当選するのは全国的にも珍しく、協力隊活動を担当する総務省地域自立応援課や一般社団法人「移住・交流推進機構」ともに「聞いたことがない」と話している。

 小坂氏は横浜市出身で、村職員や民間企業職員、村議という経験を前面に支持を訴えたが、及ばなかった。(依光隆明)