フラワーデモ、静かに訴え 「邪魔だ」と言った男性にも

下地毅
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 性暴力の根絶をもとめるフラワーデモが11日、JR和歌山駅前であった。「#With You(ウィズ ユー)(あなたとともに)」と書いたプラカードや花をもった14人がしずかに立った。

 呼びかけた女性は「性暴力がおきる構造がまだまだ理解されていない。フラワーデモを継続することで関心を持ってもらい、性暴力を許さないと社会が考えるようになることを訴えるために立っています」と話した。

 フラワーデモは2019年3月に続いた性暴力事件の無罪判決に対する抗議をきっかけとして翌月から東京で始まり全国に広がった。

 この日の14人に、「邪魔だ」と言ってきた子ども連れの男性がいた。「性暴力を許さない」というプラカードの文字を見つめながら通りすぎた若者がいた。「この文字がパッと頭に浮かぶことで性暴力セクハラの抑止になれば」と参加者の女性は言った。

 御坊市の竿本有紀さん(44)は、和歌山イコール会議暴力防止部会や子どもへの暴力防止プログラム(CAP)に取り組んでいる経験から「なかなか相談できないのが性暴力の特徴。あなたはひとりじゃないということを伝えたい」と語った。(下地毅)

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