ジャパンライフ元幹部に有罪判決 「組織的な犯行」

新屋絵理
[PR]

 ジャパンライフ(東京、破産手続き中)による詐欺事件をめぐり、出資法違反預かり金の禁止)の罪に問われた元幹部2人に対する判決公判が13日、東京地裁であった。浅香竜太裁判官は元取締役の安田真二被告(63)に懲役2年執行猶予3年(求刑・懲役2年)、元課長代理の幾世橋毅被告(44)に懲役1年6カ月執行猶予3年(求刑・懲役1年6カ月)を言い渡した。

 判決は、ジャパンライフが磁気治療器のリース債権取引をめぐり元本保証や高配当をうたって、計約1億1400万円を顧客23人から認可がないのに預かったと認め、「組織的な犯行で大半の預かり金が返還されていない」と指摘した。

 さらに、詐欺罪で起訴された元会長の山口隆祥被告について「強力に主導した会長が最も重い責任を負うべきだ」とし、被告らは「指示に従うしかなかった」とも述べた。(新屋絵理)