「生まれ変わるって何回目?」 東電社長に首長は言った

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編集委員・大月規義
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解説

 東京電力が本当に安全な水を流せるのか――。福島第一原発の処理水の海洋放出方針が決まっても、そんな疑問は消えない。東電は不祥事続きで信頼度が下がっている。海洋放出に地元住民や漁業関係者らの理解を得るには、東電の体制の見直しが欠かせない。

 今月上旬、小早川智明社長は福島県内の自治体を「おわび行脚」していた。柏崎刈羽原発(新潟県)での核物質防護対策の不備や、福島第一原発で壊れていた地震計を放置していたことが判明したためだ。

 「生まれ変わる気持ちで立て直したい」。同席者によると、小早川氏の説明に、ある自治体の首長はこう返したという。「生まれ変わる、生まれ変わるって、何回目ですか?」

 福島第一原発では事故直後に…

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