(紫の風)闘魂DF 注目の存在に

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サンフレッチェ広島広報部 泰良和彦
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 「オリャー!!」。相手FWとの空中戦の競り合いで、観客席にも響き渡る気合の声を発しているのは新戦力の今津佑太選手。ここまで4勝4分け1敗と上々のスタートを切ったチームを支える闘魂DFは、今季の広島で良い意味でのサプライズとなっています。

 まさに不屈のメンタルでJ1へ成り上がってきた選手です。経歴を見れば、流通経済大学柏高校、流通経済大学と名門校でレギュラーを張る、どちらかと言えばエリートの道を歩んできた今津選手。高校だけでなく、大学時代にも1年次から日本一を経験したほか、最終学年になる前からJクラブの練習に参加するなど、“プロ”はすぐ手の届くところにありました。

 ただし、人生とは分からないもので、大学4年次にはケガの影響もあって出場機会が減少。年末に何とかレギュラーを奪い返して再び日本一のタイトルを獲得しましたが、待っていたのはつらい現実でした。すでにプロ入りが決まっているチームメートが数人いる中、大学4年次の年越しを迎えてもJクラブからのオファーは一つもなし。「違う道に進もうか……」。そんなことも少し頭をよぎったそうですが、諦められないプロへの強い気持ちが自身の未来を切り開いていきます。

 大学卒業を3月に控えた1月…

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