おにぎり食べたら岩石片、園児気づく 備蓄米を全て回収

野田佑介
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 金沢市は12日、市の防災備蓄倉庫に保管していた備蓄用のアルファ米に、岩石片やポリスチレン樹脂のかけらが混入していたと発表した。3月に市内の「森山」「矢木」の両保育所がこの米でおにぎりなどを作り、口にした園児や保育士が違和感に気づいたという。健康被害はないという。

 市危機管理課によると、備蓄倉庫にあった賞味期限目前の五目ごはんのアルファ米を市が市内13カ所の保育所などに提供。うち今回の2保育所が3月18日にそれぞれ100食分をおにぎりなどにしたところ、森山保育所の保育士が岩石片、矢木保育所の園児がポリスチレン樹脂の混入にそれぞれ気づいたという。岩石片は白色で米粒より小さく、ポリスチレン樹脂は直径約8ミリ、厚さ約2ミリでキャップのような形状だったという。

 問題発覚後、市は未開封の残りの4950食分を全て回収した。製造元や両保育所に調査したが、混入の原因の特定には至らなかったという。

 市内に4カ所ある備蓄倉庫をめぐっては、市が保管していた生理用ナプキン5千個が、2019年度に買い替えられるまでの約20年間で一度も更新されず、包装が破れたり外装の汚れがあったりするなどの問題が発覚している。(野田佑介)