我孫子市がキッチンカーを募集、コロナ苦境救え

大久保泰
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 千葉県我孫子市は、コロナ禍で影響を受けている飲食販売事業者の販売機会を増やすため、市内の公園でのキッチンカーや露店など移動販売事業を募集する。酒類の販売は認めず、飲食時の「密集」「密接」は避けるよう呼びかける。

 対象となるのは、手賀沼公園や利根川ゆうゆう公園など6公園。出店スペースは一律10平方メートルで、市内の業者は無料。市外の業者は1日310円で移動販売車のみ。販売できるのは酒類を除く飲食物。19日から受け付けを始め、大型連休前日の4月28日から販売ができる。営業は午前10時から午後4時まで。期間は、手賀沼公園は9月末までで、それ以外は来年3月末まで出店できる。

 市内の公園ではこれまで飲食物の販売はできなかったが、コロナ禍で売り上げが落ち込んだ業者を支援する目的で、昨年10月から今年3月まで手賀沼公園に限って市内の業者を対象に試験的に行った。

 5事業者が参加し、週末に出店していたが、キッチンカーの業者から「コロナ禍で出店する場所が失われていて助かった」との声が相次ぎ、対象となる公園を広げ、市外の事業者にまで広げて募集することになった。

 市公園緑地課の田中友紀恵主任は「公園にはマスクの着用や『密集』『密接』を避けるよう求める看板も設置してある。エチケットを守りながら公園での飲食を楽しんでほしい」と話している。(大久保泰)