撮り鉄スポット、生け垣3本切られる 踏切近くの私有地

横山輝
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 鉄道写真の撮影を愛好する「撮り鉄」の間で人気スポットとして知られていた東京都八王子市のJR中央線の踏切近くで、私有地の生け垣の3本の木が何者かに伐採されていたことが、警視庁への取材でわかった。周辺は普段から「撮り鉄」が多かったという。土地の所有者は警察に通報、同庁が器物損壊容疑で捜査している。

 現場はJR中央線の高尾―相模湖間の小名路踏切(同市西浅川町)近くの線路沿い。高尾署によると、9日早朝、高さ2メートルほどの生け垣の木3本が根元から50センチほどのところで切り倒されているのを、地権者の60代の女性が見つけて「庭の植木が切られた」と110番通報した。前夜までは異常がなかったという。

 周辺は住宅街だが、踏切の近くから線路が見渡せ、この季節は緑の中を抜けてくる列車が撮れる。住人らによると、普段から多くの鉄道ファンが訪れ、踏切を通過する電車を撮影しているという。ネット上でも撮影スポットとして紹介され、木が切られた私有地周辺もカメラや脚立を持った人でいっぱいになることがあるという。近くの女性は「誰がやったか知らないが、よくもこんなひどいことを」と話した。(横山輝)