需要減の機内食、地上で人気 ANA通販は5分で完売も

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朝倉義統
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 昨年からの新型コロナ禍で、各地の空港の国際線は1年以上減便や運休が続いている。そこで大幅に需要が減っているのが機内食だ。機内食製造の各社は、空港周辺で弁当を販売したり、冷凍の機内食を通信販売したりしてしのいでいるが、これが好評を得ている。

 スイス系の機内食会社「ゲートグルメジャパン」(本社・千葉県成田市)は、成田、羽田、広島の3空港で24の航空会社に1日計約1万5千食の機内食を提供していた。ところが、新型コロナウイルスの感染拡大で航空各社が便を大幅に減らし、現在は1日200~300食にとどまっている。

 同社は昨年、賞味期限が残り数カ月に迫っていたイスラム教徒向けハラル食の冷凍ピザバー(棒状のピザ)などを廃棄処分から救おうと、これらを返礼品にしてクラウドファンディングで会社の運転資金を募った。10月と12月の2回で、目標額を上回る計1039万円が寄せられた。

 寄付をした神奈川県茅ケ崎市の主婦(59)は「食品ロスをなくし、粘り強く会社を維持しようとする姿勢に感銘を受けた」という。「ハラル食にも興味があった。アレルギー対応食などで販路をもっと広げられそう」とも話す。

 同社は3空港の周辺で弁当販…

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