スクールにSNS、J1現役GKがピッチ外に力注ぐ理由

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潮智史
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 J1横浜FCのGK六反勇治(34)が、生まれ育った九州でGKスクールを立ち上げた。YouTubeやインスタグラムといったSNSも利用し、GKというポジションへの思いなどを発信し続ける六反。ピッチ外の活動に力を注ぐのはなぜなのか。

 六反が最初に単発のスクールを開いたのは2016年。オフの自主トレの場に中高生を招く形で、福岡、鹿児島、熊本で計4回実施した。そしてコロナ下の昨年10月、熊本県甲佐町に念願だった週1回の常設スクールを開設。今年2月には同県大津町にも開いた。

 「きっかけは12年の横浜F・マリノスへの移籍だった。施設や指導者など生まれ育った九州との育成環境の違いに衝撃を受けた。夏休みには海外の有名クラブが合宿に来て交流して指導も受ける。こんなに違うのかと現実を知った」

 「育った地域に恩返しをしたいという思いが強くある。こだわったのは現役のうちにスクールを始めること。引退してからだと、生計を立てるためになってしまう。それを度外視してやりたかった。子どもたちにとっても現役選手と関わりながらサッカーを通じて成長できる場があれば、もっと面白いと考えた」

 ただ、将来のプロ選手を育てることを第一義とはしていない。コロナ禍の影響でいまだに現地に足を運べていないが、スタッフと連携しながらオンラインで子どもたちと双方向のやり取りをしている。

 「GKを育てるスクールでは…

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