五輪観客数、最終判断は5月以降に 無観客の検討も視野

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軽部理人斉藤佑介、前田大輔
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 開幕まで14日で100日前となった東京オリンピック(五輪)で、観客数の上限の最終判断時期は5月以降となる見込みとなった。今月中に出す基本方針は暫定的なものにとどめ、「今後の感染状況で変更もあり得る」などの条件を付ける方向で調整している。

 複数の大会関係者への取材でわかった。感染拡大が続く新型コロナウイルスの状況を見極めるためで、今後の状況によっては、無観客も視野に入れるという。

 政府、東京都、大会組織委員会、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)の5者は3月20日、海外からの観客の受け入れ断念を決定。「全体の観客数の上限は、4月中に基本方針を出す」と合意していた。

 政府を中心とする日本側は、プロ野球などの国内のスポーツの開催実績を踏まえて「50%」を軸に調整をしてきた。だが、4月に入っても新型コロナの感染拡大は止まらず、東京都など6都府県で緊急事態宣言に準じた「まん延防止等重点措置」の適用が決定。プロスポーツの観客上限も5千人に設定された。

 このため、関係者からは「まん延防止等重点措置の期間中に決めるのは、世論の理解を得られない」などの意見が浮上。月内に出す観客数の基本方針で上限数を示したとしても暫定的なものにとどめる見込みで、複数の関係者からは「感染拡大が止まらなければ、無観客になってもやむを得ない」との声もある。

 無観客の場合、組織委がチケ…

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