羽生結弦、池江璃花子へのエールと松山英樹への敬意

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 フィギュアスケート羽生結弦(26)が14日、白血病から復帰して東京五輪出場を決めた競泳の池江璃花子(20)と、日本人で初めて男子ゴルフのマスターズを制覇した松山英樹(29)への思いを語った。

 池江はこの日のオンライン会見で、2018年の平昌五輪で金メダルを獲得した羽生の滑りに影響を受けたことを明かし、「羽生選手が金メダルをとったというニュースを聞いて、すごいという感覚があった。この選手が結果を出しているから、自分も頑張りたいと、そういう気持ちにさせて頂いたのが羽生選手でした」と語っていた。

 その数時間後に世界国別対抗戦(15日開幕)の前日取材に応じた羽生は、池江のコメントを聞くと驚いた表情を見せつつ、「僕なんかとは比べものにならないくらい苦しかったと思います」と言葉を選びながら、思いを口にした。

 「僕は平昌の時にねんざをしていて、練習できなかった期間もありましたが、池江選手の『努力は報われる』という言葉を聞いた時、練習やトレーニングをしている時だけが努力じゃないと感じました。池江選手だからこそ感じた苦痛、悲しみ、喪失感、そういったものを感じた日々は絶対に努力につながっていると思うので、ぜひ自信をもってオリンピックにのぞんでほしいなと、オリンピックを経験した身から言わせてもらいます」とエールを送った。

 また、松山についても質問を受けて言及した。羽生の地元・仙台市にある東北福祉大を松山が卒業したこともあり、地元のイベントで何度か同席したことがあるという。

 羽生は「実は、ちょっと生で見ていて」と連日、テレビ中継をチェックしていたことを明かし、「羽生結弦としてではなく、仙台市民、宮城県民としてすごく誇らしい。ゴルフ界で日本人がマスターズを制覇するのがどれだけ大変か。『おめでとう』とか『すごいですね』とかそういう言葉ではなく、日本ゴルフ界に松山英樹さんという方がいたんだという証しを残したんだと思います」と敬意を持って語った。

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