宮島水中花火大会、半世紀の歴史に幕「安全確保に限界」

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宮城奈々
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 世界遺産厳島神社広島県廿日市市)の夏を彩る「宮島水中花火大会」の実行委員会は14日、観客の安全確保が難しいなどとして、大会の打ち切りを決めた。今年は東京五輪パラリンピックと時期が重なり、警備員の確保が困難として2年連続の中止が決まっていたが、来年以降も開催せず、半世紀近い歴史に幕を下ろすことになった。

 例年8月に開かれる宮島水中花火大会は1973年に「宮島町花火大会」として始まった。厳島神社の大鳥居の沖合で約5千発の花火が打ち上げられる。当日は約5万~6万人が宮島を訪れ、対岸を含めると約30万人の観客を集めていた。

 地元の宮島観光協会や廿日市市など関係機関でつくる実行委員会は14日、会議を開き、「安全・安心の確保に限界がある」として大会の打ち切りを決めた。実行委によると、大会終了後に観客がフェリー乗り場や宮島口駅に殺到するため、将棋倒し事故が起こる危険性があったという。

 また、例年500隻ほどのプ…

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