鳥取砂丘で15人死亡!? 推理小説家、創作意欲わく訳

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角谷陽子
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 鳥取砂丘で少なくとも15人もの人が殺害された、という。

 もっとも、推理小説の中でだが――

 鳥取市地域研究家、内田克彦さん(67)がこんな情報を教えてくれた。

 内田さんは作家の有栖川有栖(ありすがわありす)さんの書評で見た鮎川哲也著「砂の城」を読み、「面白い」と引き込まれた。もともと鳥取が登場する文学が好き。砂丘が舞台の殺人事件について調べ、生涯学習講座「麒麟(きりん)のまちアカデミー 鳥取市尚徳大学」の機関誌「年輪」で2016年から紹介している。

 内田さんは、1962年に刊行された笹沢左保著「翳(かげ)った砂丘」が「最初の事件」とみる。デパートの外商部長が、砂の中から腕が1本だけ突き出た他殺死体となって見つかる。

 翌年発行の「砂の城」では波打ち際に近い斜面に、ストッキングをはいた女の足が突き出ているのが発見される。

 砂の高まりが風下から遺体に…

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