奈良県、全病院にコロナ病床確保を要請 法改正後全国初

新型コロナウイルス

平田瑛美
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 新型コロナウイルスの感染者が急増している奈良県が15日、2月改正の感染症法に基づき、民間も含めて県内すべての75病院に病床確保や患者の受け入れを要請した。改正法による協力要請は全国初となる。

 医療機関が知事の要請に正当な理由がなく応じない場合は強制力のある勧告ができ、さらに従わなければ医療機関名を公表できる。

 県内では9日、1日あたりの感染者が過去最多の96人を記録し、高止まりの状況が続く。県はすべての感染者を入院や宿泊療養施設に入所させ、自宅療養は認めていない。

 だが、病床使用率は3日に国の指標の最も深刻なステージ4(感染爆発)の目安とされる50%を超え、14日時点の病床使用率は68%に達した。現在、感染者を受け入れている県内の16医療機関(計376床)のうち、民間は2病院(計10床)。県はこれまでも民間病院などに向けて病床確保の協力を呼びかけていた。(平田瑛美)

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