福岡県の服部知事が初登庁 「コロナ危機乗り越える」

山田佳奈
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 福岡県知事選で初当選した服部誠太郎知事(66)が15日午前、県庁に初登庁した。職員に「何よりまず取り組むべきことはコロナ危機を乗り越え、安心して生活できる社会を取り戻すことだ」と話した。

 服部知事は午前9時すぎ、県庁の玄関前で職員から花束を受け取って県庁に入った。知事室のいすに座り、「県民のみなさんから受けた負託に応えなければと緊張を感じる。職員のみなさんと議論をして、しっかりと仕事をしていくという気持ちだ」と語った。

 午前10時からは、課長・室長以上の幹部職員約180人を前に講堂であいさつ。「積極的にアイデアを出し、ポジティブに議論してほしい。県民をど真ん中に置いて、安心して暮らせる県にしたい」と話した。

 福岡県では14日に新型コロナの新規感染者が156人と前日から倍増した。服部知事はその後の記者会見で「極めて緊張感をもって受け止めている。病床の使用はただちに逼迫(ひっぱく)しないが、感染経路不明が5割を超えるなど強い警戒感を持っている」と説明。「まん延防止等重点措置」の指定を国に求めるかについては、「感染の状況、病床の状況を見極め、検討をしていきたい」と語るにとどめた。

 服部知事は、3月24日まで副知事として県庁で働いた後に辞職。11日に行われた知事選で99万2255票を得て初当選を果たした。(山田佳奈)