迷走する東芝、買収提案の行方は? 大学教授に聞く

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土屋亮
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 再び迷走している東芝の経営。社長の辞任や海外ファンドによる買収提案の行方について、専修大学の高橋義仁教授(経営戦略論)に見方を聞いた。

 ――社長の車谷暢昭氏が14日に辞任しました。古巣の英系投資ファンドCVCキャピタル・パートナーズが突然、東芝に買収を提案してからわずか1週間での出来事でした。

 「車谷氏はCVC日本法人の元会長。東芝が別の大株主の投資ファンドと対立して窮地に陥っていただけに、車谷氏に古巣が手を差し伸べたように受け取られかねない。公正に提案を判断するうえで、辞任はよかったのだろう。ガバナンスの面では評価できる」

 ――CVCの提案はどうなりますか。

 「東芝は、CVCの本意をつかみかねているのではないか。買収で株式を非公開化し、東芝経営陣と対立する一部株主の排除をめざしているとされるが、本当にそれだけなのか。キオクシア(旧東芝メモリ)の上場によってもたらされる、巨額の利益に目をつけただけなのかもしれない」

 「東芝が提案を受け入れない…

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