第6回南風舞 トップ同時退団の申し出、峰さんは間をあけて…

有料会員記事宝塚歌劇団

河合真美江
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 峰さを理が1983年に星組トップに就いたとき、相手役となったのが南風舞。87年の峰の退団まで、ともに走り抜いたトップ娘役はいま――。

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長身の貴公子として輝いた宝塚歌劇団の元星組トップスター峰さを理が1月、68歳で亡くなりました。同期生の元トップスター、教えを受けた後輩の元トップスターらが追悼します。

 ファン時代から見ていた大スター。同じ星組になれるなんて感激でした。

 研2(入団2年目)の新人公演「小さな花がひらいた」で私がトップ娘役の役を演じたとき。打ち上げの席に峰さんがいらして、隣に座ってこう言われました。「私の相手役になるんだから、ちゃんとしなさいよ」

 え、まさか。びっくりしました。「はい、がんばります」とお返事しましたが。

 そのあと本当に相手役になりました。でも近寄りがたかった。峰さんに認められたい。その一心で舞台に立っていました。

 芝居について、細かい形の指示はありません。私の好きなようにやらせてくださった。南風舞ごときがどんな芝居をしようとも、受けとめられない男役じゃない! そんな風格がありました。

 芝居はキャッチボールのよう。きょうはこんな球がきたか。とれなかった~。きょうはとれたぞ。そんな風に毎日が違って楽しかった。

息ぴったり「まいまい、これが芝居」

 「紫子(ゆかりこ)」(87…

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