阿寒湖にも春が来た 遊覧船の砕氷始まる

武沢昌英
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 北海道釧路市の阿寒湖で16日、冬の間、湖面を覆っていた氷を砕いていく作業が始まった。5月1日から定期運航が始まり、本格的な春の観光シーズンを迎える。

 毎年、大型連休前のこの時期、観光遊覧船が湖内の砕氷を行う。運航会社の阿寒観光汽船によると、今年は3月の気温が高めで、4月に入ってからの雨もあり、例年より氷は薄く、厚さは20~25センチ程度だという。

 好天のこの日、湖の東岸にそびえる雄阿寒岳だけでなく、南西に約8キロ離れた雌阿寒岳の頂上付近もくっきり見えた。遊覧船の「ましゅう丸」が「ゴンゴンゴン」と氷を割りながら前進すると、キラキラと光る水面が広がっていった。

 阿寒観光汽船では定期運航前の21日から約1週間、砕氷が漂う湖を進む恒例の「砕氷帯観光遊覧」を予定しているが、今年は氷が少ないため中止の可能性もある。問い合わせは同社(0154・67・2511)へ。(武沢昌英)