「安全な国だから」送り出した母 娘はなぜ入管で死亡

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荒ちひろ
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 名古屋出入国在留管理局で3月、収容中のスリランカ国籍の30代女性が死亡した問題で、女性の母親ら遺族3人が16日、オンラインで記者会見を開いた。「どうして娘が亡くなったのか、警察などがきちんと調べ、明らかにしてほしい」と訴え、真相解明と情報開示を求めた。

 遺族らによると、亡くなったのはウィシュマ・サンダマリさん(当時33)。2017年に留学生として来日した。出入国在留管理庁によると19年1月に在留資格を失い、昨年8月から収容されていた。今年1月から体調不良を訴えていたが、3月6日に脈のない状態で発見され、搬送先の病院で死亡が確認された。

 会見した遺族は、コロンボ郊外に住む母スリヤラタさん(53)と妹のワヨミさん(28)、ポールニマさん(26)。

 3人によると、ウィシュマさんはスリランカの学校などで英語を教えていた。日本の子どもたちに英語を教えたいと、来日したという。

 スリヤラタさんは「娘が外国に行きたいというので、安全な国がいいと言った。日本は安全な国だからと送り出した。娘はとても優しく、教え子たちにも愛されていた。こんなことが起きて、とてもショックを受けています」と述べた。

施設の対応、詳細聞けぬまま

 ウィシュマさんの死から2日…

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