札幌で広がる変異株、陽性者の6割に 若年の入院も増

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中野龍三
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 新型コロナウイルスの感染が札幌市で再拡大しつつある。特に、感染力が強いとされる変異ウイルスの感染者が増えており、直近では新規感染者の約6割に上る。入院患者は若年層でも増え、医療提供体制の逼迫(ひっぱく)も懸念される。新規感染を抑え込むため、道と市は飲食や会食の場での対策強化に乗り出している。

 札幌市では16日、72人の新規感染者が確認された。3月上旬以降、増加傾向にあり、12日連続で前週を上回るか同数だ。週合計の新規感染者(15日時点)は10万人あたり20人を超え、道が独自に定めた5段階の警戒ステージで最も高い「5」の目安の「25人」に近づいている。

 特に目立つのは変異株への感染増加だ。市が行っている変異株PCR検査で、3月30日~4月5日は陽性検体のうち約52%が変異株だったが、翌週の4月6日~12日は約65%に上った。

 また、新規感染者の発生地も市全体に広がっている。区別の新規感染者は中央区、豊平区、南区を始め全市に及び、感染経路が追えない感染者は約4割。秋元克広市長は15日の記者会見で「急速な感染拡大ではないが、予断を許さない状況。市中に広がっていると考えざるを得ず、強い警戒が必要だ」と述べた。

 15日現在の市内の入院患者…

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