活断層上にアリーナ 知事「あれが倒壊のときは街全部」

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松岡大将、林国広、平塚学
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 佐賀県が建設中の大型公共施設「SAGAアリーナ」が、活断層を示す地図上で活断層のほぼ真上にあることについて、山口祥義知事は16日の定例記者会見で、「あれが倒壊するときには、街全部がいっているぐらいの性能を備え付けている。震度7程度の地震でも倒壊しない設計で、むしろ我々は防災拠点として生かしていきたい」と語った。

 建設場所は、佐賀市のJR佐賀駅から北へ約1キロ。4階建て約8400席で、県は建設に257億円をかける。県内で2024年に開催される国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会のメイン施設、コンサートやイベント、防災拠点としても活用する計画だ。

 複数の専門家によると、この場所は、政府の地震調査研究推進本部が作った活断層を示す地図で、推定でマグニチュード7・5程度の地震が起きる恐れがあると評価した「佐賀平野北縁断層帯」のほぼ真上に位置している。

 県は大地震が起きた場合の震度を7と予測し、大規模な被害想定も出していた。しかしアリーナ建設にあたっては、活断層の存在を調べていなかった。

 山口氏は「日本全国どこでも…

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