唐揚げは高崎山、カボスは?モノ×ジオラマ用人形の世界

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寿柳聡
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 日常で見かける様々なモノを別のモノに見立ててユーモラスな世界を表現する「MINIATURE LIFE(ミニチュアライフ)展2 田中達也 見立ての世界」(同展実行委、大分市美術館、OAB大分朝日放送主催)が16日、同館で始まった。大分名物で温泉を表現した新作も展示されている。7月11日まで。

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 田中さんは鹿児島市在住。野菜や文房具など身の回りのものとジオラマ用の人形を組み合わせて表現する独特の作品が人気で、2017年にはNHKの朝ドラ「ひよっこ」のタイトル映像にも採用された。

 会場には、から揚げを高崎山、カボスを温泉に見立てて入浴客やサルを配置した大分向けの新作「湧き出る食欲に入浴」など約180点の実物や写真を展示。ごはんを白い雲に見立て飛行機を添えた作品は「ハブ ア ライス トリップ!」、クリップを待合室のイスに見立てた作品は「しばらくここで待ってクリップ」と、タイトルも含めて見た人をクスリとさせる。

 「だじゃれと思われるが、日本では魚のタイを『めでたい』とするなど、言葉の見立てもなじみ深いものです」と田中さん。作品の多くは撮影可で、様々な角度から眺めてミニチュアの世界に入り込める。

 11年4月20日からSNSに作品を投稿し続けているといい、今年で10周年を迎える。田中さんは、「アイデアを毎日考えることは筋トレに近い。陸上選手が日々、走り込みを続けないと調子が出ないようなものです」と話す。

 「もとのモチーフがみんなが…

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