鶏卵疑惑の西川元農水相「進退は3日待って」 栃木2区

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津布楽洋一、中野渉
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 次期衆院選の栃木2区の自民候補の選考を巡り、関係者がうごめき始めた。自民党県連では16日、2区支部長の西川公也・元農林水産相(78)と木村好文幹事長ら幹部が会談。候補者公募の検討を始めた県連は西川氏に進退を明らかにするように迫った模様だ。

 木村幹事長によると、西川氏は「(進退の返事を)3日ぐらい待ってくれ」と求めたという。会談を終えた西川氏は「誰でも自分の考え方はいろいろ持っていて、いちいち申し上げる話ではない。県民のみなさんに話をしないといけないときには話す」と明言を避けた。

 西川氏は近く後援会の役員会を開いて進退について相談すると話したという。木村幹事長は、西川氏が立候補の意思を表明した場合、公募はしない考えを示した。

 とはいえ、関係者によると、県連は候補者公募を実施する方向で調整を進めており、25日に選挙対策本部会議を開いて決定したい考えだ。6月上旬の県連大会で各選挙区の候補者を披露するため、5月上旬から選考を始めたいという。

 2017年の衆院選で落選後、内閣官房参与を務めたが、鶏卵大手「アキタフーズ」との関係をめぐる疑惑が取りざたされ、昨年12月に「一身上の都合」で辞任。ところが、先日、党本部の幹事長特別参与に就任した。木村氏は「やはり二階俊博幹事長とそれだけの信頼がある」。

 栃木2区は過去2回の小選挙区で自民が敗れている。原則、支部長が衆院選の候補者となるが、関係者からは、このまま西川氏を支部長にすえたまま衆院選を迎えることを不安視する声が出ている。

 2区内の自民系有志の市町議…

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