日本映画の隠れた名作を世界中にいる映画ファンに届けたい――。京都発のプロジェクト「鳴滝」がネット配信サービスの実現に向けて動いている。初配信の作品も含めてラインアップし、監督らのインタビューや評論家による批評もサイト上で同時に提供する予定だ。主宰者は「動く映画がついた雑誌のようなプラットフォームにしたい」と語る。
6月配信の第1弾に予定しているのは、世界的巨匠・溝口健二監督の「元禄忠臣蔵」や、「ろくでなし」「血は渇いてる」といった吉田喜重監督の3作など計15本。
篠原哲雄監督作で爆笑問題の太田光さんが主演した「草の上の仕事」や、映画批評家として活躍する荻野洋一監督の「ウィリアム・テロル,タイ・ブレイク」は初配信となる。
サービス開始に向けて実施し…