アジア系差別「許容されない」 首相、バイデン氏と一致

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 菅義偉首相は共同記者会見の冒頭発言で、新型コロナウイルスワクチンについて「途上国を含めたワクチンの公平なアクセスの観点から、多国間や地域の協力を推進していく」と説明。気候変動問題については、22日に始まる米主催の気候変動サミットや、11月の国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)などに向け、「日米で世界の脱炭素をリードしていくことを確認した」と述べた。

 また首相は首脳会談で、全米各地でアジア系住民に対するヘイトクライム憎悪犯罪)が増えていることも議論したと説明。「人種などを理由に差別を行うことは、いかなる社会にも許容されないということで一致した。バイデン大統領から『差別や暴力を許容せず、断固として反対する』との発言を大変心強く感じ、米国の民主主義への信頼を新たにした」と述べた。

 五輪開催について首相は、「世界の団結の象徴として東京五輪パラリンピック大会の開催を実現する決意であることを伝えた。バイデン氏から、この決意に対する支持を改めて表明していただいた」とも語った。