貼れば貼るほど破れるテープ? 段ボール用アイデア商品

若松真平
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 段ボールをとめようとテープを貼ったらボロボロになっちゃった――。まるでそんな見た目に驚かされる「貼れば貼るほど破れるテープ」が注目を集めています。考案者に話を聞きました。

「包装するほどズタズタに」

 「『貼れば貼るほど破れるテープ』完成しました! 丁寧に包装するほどズタズタになります ラッピングなどにどうぞ」

 そんなつぶやきが3月12日に投稿されました。添付されている画像には、このテープが貼られた段ボールが写っています。

 貼られた部分は、段ボールにいったんテープを貼った後ではがし、ボロボロになったように見えます。どうやらテープ自体にはがした後の模様がつけてあるようです。

 この投稿に対して、「おもしろい」「その発送(発想)はなかった」といったコメントが寄せられ、いいねは7万を超えています。

作者に聞きました

 「商品の梱包(こんぽう)作業でテープを扱うことが多く、デザインテープを一度作ってみたいという漠然とした好奇心が、随分前からありました」

 そう話すのは、考案者のもにゃゐずみさん。パソコン画面に表示されるエラーの警告を印刷した「エラートランプ」や創作漢字などを発表し、注目を集めているクリエーターです。

 日頃から、純粋にみんなが見て楽しくて、自分が作りたい作品を考えているそうで、今回のテープは使わなくなった段ボールを解体している時に思いついたといいます。

発色にこだわり

 当初、販売予定はありませんでしたが、今年1月にツイッターで発表したところ反響が大きかったため商品化したそうです。

 「テープへのプリント部分の発色には、かなりこだわりました。紙に印刷するのとでは話が変わってくるので、調整がとても難しかったです」

 実際に段ボールを大量に引き裂いて、それをスキャン、編集してデザインを整えたといいます。

 予想を超える注文が入っていることについては、こう話します。

 「発色デザインへのこだわりと、度重なる調整が実を結び、当初のイメージ以上の仕上がりまでたどり着くことができ、大変満足しています。少しでも多くの人の手元にお届けできたらうれしいです」

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 貼れば貼るほど破れるテープは、ネット上に開設したもにゃゐずみさんのオリジナル雑貨店「MONYA」(https://monyaizumi.stores.jp/別ウインドウで開きます)で販売しています。(若松真平)