坂本花織、4回転挑戦へ「攻めまくりたい」 一問一答

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岩佐友
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 フィギュアスケートの世界国別対抗戦最終日は17日、丸善インテックアリーナ大阪で行われ、各種目の順位点合計で日本は3位となり、2017年以来2大会ぶりの優勝はならなかった。ロシアが初優勝を果たし、米国が2位。

 女子フリーでは坂本花織シスメックス)が150・29点をマークし、2位となった。ショートプログラム(SP)に続いて自己ベストを更新。1位は世界選手権覇者のアンナ・シェルバコワ(ロシア)で160・58点。

 坂本は取材対応中に世界選手権2位のトゥクタミシェワより上位になったことを知った。「えー、そうなん?」。喜びと驚きが入り交じった表情を浮かべた。

 自己ベストを記録した演技には満足していた。フリップ―トーループの連続3回転など、高く幅のあるジャンプで加点。細かいミスはあったものの、今季限りを予定する「マトリックス」を確実にまとめた。

 ただ、減点はありながらもトリプルアクセル(3回転半)を2本着氷したトゥクタミシェワを上回るとは思っていなかったようだ。「4回転もトリプルアクセルもなく、こういう結果が出たのはすごくうれしい」。ロシア勢に割って入り、坂本の声は弾んだ。

 世界選手権で表彰台を独占したロシアの壁は高い。

 この日、坂本を10点以上上回った世界女王のシェルバコワや世界選手権3位のトルソワ、さらに14歳のワリエワら4回転ジャンパーがそろう。トゥクタミシェワでさえ、来季の北京五輪に出るのは容易ではない。シェルバコワが演技後に口にした言葉は強烈だった。「4回転を跳ぶのは極めて普通のこと。この流れは変わらないでしょう」

 坂本も当然、このままでは勝てないとわかっている。「4回転もトリプルアクセルも(来季は)攻めて攻めて攻めまくりたい」と言った。今季最終戦で感じた可能性と刺激を五輪シーズンにつなげていく。

 報道陣との主なやりとりは次の通り。

 ――フィニッシュの瞬間はどんな思いだったか。

 「正直現地入りしてから、フリーがなかなか思うように動けなかったりとか、日を重ねていくごとにどんどん体に疲労がたまっりしていて、今朝の公式練習もめちゃめちゃきつかったけど、最後に笑顔で終わりたくて、コンディションとかもぶっこわしの状態で、本能のままにやったという感じです。何とか持ちこたえてよかったです」

 ――150点を超えた。

 「ルッツにアテンションがついたり、サルコーにQがついたり、あとはステップを落としていたり、そういう細かいミスがあっても150点というのは、今シーズン頑張ってきた土台が認められた。そういうのも自分にとっても自信になったので、まあ良かったです」

 ――おとといは最後にキレキレのマトリックスをやりたいと言っていた。

 「正直最初の1年はきつかっ…

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