無免許運転と誤認し逮捕 登録の名前と読み仮名一致せず

吉田啓
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 福岡県警行橋署は17日、北九州市内の60代女性を道交法違反(無免許運転)容疑で誤認逮捕し、釈放したと発表した。女性の免許は登録されていたが、女性から聞いた氏名の読み仮名と、運転免許のデータベースに登録されている読み仮名が一致せず、無免許と誤認したという。

 発表によると、女性は17日未明に福岡県苅田町若久町の国道10号をワゴン車で走行中、材木を車体後部からはみ出させ運転していた。巡回中の北九州市警機動警察隊の隊員2人が女性に停止を求め、運転免許の提示を求めた。女性は車内を探したが見つからず、隊員が女性に聞いたり、身分証で確認したりした氏名の読み仮名で免許が登録されているかを照会した。

 その読み仮名での登録はなく、車外で事情を聴いていた女性が車内に戻ろうとするなどしたため、午前2時7分に無免許運転容疑で現行犯逮捕したという。

 行橋署で事情を聴いていたところ、所持品から運転免許更新通知のはがきが見つかった。そこに記載された免許番号で照会すると、別の読み仮名で免許が登録されていると分かり、午前4時23分に女性の拘束を解いた。女性に逮捕歴はつかないという。行橋署の松尾俊治副署長は「誠に遺憾で関係者に謝罪申し上げると共に、再発防止に努めたい」とコメントした。(吉田啓)