衆院選「大いに重視」景気・雇用54% 政治とカネ並ぶ

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磯部佳孝
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 朝日新聞社は政治意識に関する全国世論調査(郵送)を行った。今の衆院議員の任期満了が10月に迫る中、次の衆院選で投票先を決める時に、八つの事柄について、どの程度重視するかを4択で聞くと、「大いに重視する」は「政治とカネの問題」53%が「景気・雇用」54%と「社会保障・福祉」53%にほぼ並んだ。

 「大いに重視する」の上位三つに次いで、「新型コロナウイルスの感染拡大の防止」41%、「外交・安全保障」39%、「環境・エネルギー」36%、「憲法」23%、「女性活躍の推進」22%と続いた。

 「大いに」「ある程度」を合わせた「重視する」は、「景気・雇用」95%がトップだった。次いで、「社会保障・福祉」94%、「外交・安全保障」88%、「新型コロナ」と「環境・エネルギー」85%、「政治とカネ」84%、「女性活躍の推進」73%、「憲法」71%の順番だった。

 「大いに重視する」を男女別で比べると、「新型コロナ」は女性45%が男性37%を上回った。「社会保障・福祉」も女性56%、男性48%、「女性活躍の推進」も女性25%、男性19%と女性が上回った。一方、「外交・安全保障」は男性45%が女性34%を上回った。

 支持政党別では、「政治とカネ」を「大いに重視する」は、自民支持層42%に対し、立憲支持層75%、無党派層55%だった。ただ、「政治とカネ」を「大いに重視する」と答えた人のうち、衆院選の比例区投票先を、自民と答えた人は36%、立憲と答えた人は21%だった。

 調査は全国の有権者から3千人を選び、郵送法で3月上旬から4月中旬に行った。有効回答は2175で、回収率は73%。(磯部佳孝)

首相の交代 「衆院選による政権交代で代わる方が良い」50%

 朝日新聞社の全国世論調査(郵送)で、これからの首相交代のあり方について2択で聞くと、「衆院選による政権交代で首相が代わる方がよい」は50%、「自民党の中から首相が選ばれ続ける方がよい」は35%だった。

 前回2020年の調査では、「衆院選で首相交代」46%と自民党内で首相が代わる「疑似政権交代」44%が拮抗(きっこう)していた。昨年の自民党総裁選で、安倍晋三氏から菅義偉首相に「疑似政権交代」後に行った今回の調査からは、自民党員という有権者の一部が首相を選ぶよりも、自分の一票で首相を選びたいという意識の高まりがうかがえる。

 支持政党別にみると、自民支…

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