「干渉しない」誓ったのに…未婚の娘の人生、急に心配に

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悩みのるつぼ)相談者

 50代女性です。20代の娘がいます。自分が父の「女に学歴は要らん」との方針で進学の希望がかなわなかったため、どうしても娘には希望進路をかなえてやりたく、塾に行かせ第1志望の大学に行かせました。

 私が結婚した時から自分自身にかたく誓っていたのは、子供の人生に干渉しないこと。『孫の顔をみせてくれ』などという発言は慎むこと。現在、長女はおそらく一生勤めつづけることができるであろう地方自治体の職員です。私が自営業で収入が不安定なため、安定した職場で働く娘をうらやましく誇りに思ってまいりました。

 娘はこれまで異性との交際の経験がございません。最近、近所の方から婚活パーティーへのお誘いがありそれとなく娘に問うてみたところ、「結婚するつもりはない」と申します。

 干渉しないでおこうと誓ってきたのに、娘の人生が急に心配になってまいりました。孫が欲しいわけではありません。私と夫が死んでしまったら、娘はひとりになってしまうと、そのことが心配でならないのです。

 娘の職場は、中年以上の女性が9割を占め、職場での出会いは考えにくいです。早く子離れしなくては、との思いと矛盾する気持ちのせめぎあいで苦しんでおります。

 もし出来ましたら上野千鶴子先生にお答えいただきたく、よろしくお願い申し上げます。

回答者 社会学者・上野千鶴子

 そうですか、がんばって娘さんに学歴をつけて人の羨(うらや)む公務員になれたんですね。最近の若いキャリア女性には背後に母親のリベンジ戦の思いがあって、二世代がかりの達成だと感じます。

 これで社会的にも経済的にも安泰ですが、次は家族を持ってもらいたいんですね。親ってどこまでも欲張りなものですね。

 ところで家族ってそんなにい…

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