「まん延防止」適用決定の名古屋、市長選で経済対策訴え

関謙次、松山紫乃
【動画】告示された名古屋市長選挙、コロナ対策やリコール署名など争点に
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 名古屋市長選は18日、投開票日まであと1週間と折り返しを迎えた。4期目をめざす現職河村たかし氏(72)=減税日本推薦=、新顔の元市議横井利明氏(59)=自民、立憲民主、公明、国民民主推薦=は、商店街や観光地に出て自らの支持を訴えた。

 事実上の一騎打ちとなっているが、この日、両陣営とも著名な国会議員などは呼ばなかった。

 河村氏は、中区の大須観音で「名古屋の街は大須を盛り上げなあかんね。おもしろせにゃいかん」と演説。市内での買い物などでキャッシュレス決済をした場合に30%分をポイント還元する公約を改めてアピールした。商店街では、買い物客との写真撮影に応じ、商店の店員に声をかけながら練り歩いた。この日は昭和区や緑区なども精力的に回った。

 横井氏は、名古屋城や中区の栄駅周辺などで「国や県、近隣市町と一丸となり、コロナを乗り越えたい。そのために全市民に2万円分の商品券を配布する」と訴えた。知名度をあげるため、大型商業施設や交通量の多い交差点もまわり、学生と共に練り歩きながら若年層にもアピール。「よっこい、よっこい」のかけ声をあげ、行き交う人らに名前を売り込んだ。

 20日から緊急事態宣言に準じる「まん延防止等重点措置」の対象地域となるなかで選挙戦は続く。NPO代表押越清悦氏(62)、元会社員太田敏光氏(72)の新顔2氏も、それぞれの形で支持を訴えた。(関謙次、松山紫乃)