文春「嫌われた監督」筆者の落合論 印象一変させた一言

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木村健一
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 「文春砲」が昨夏から、中日ファン、いやプロ野球ファンの間で話題を呼んだ。中日の元監督、落合博満(67)を描き、2月末に終了した週刊文春の連載「嫌われた監督 落合監督は中日をどう変えたのか」。落合政権の8年間、中日を担当し、全28回の連載を一人で執筆した鈴木忠平さん(44)が語る落合論とは――。

 「最初は嫌いだった。とんでもない人だ、と」

 日々の取材では、待っている報道陣の前を素通りすることがあった。「『監督』と言われて、一瞥(いちべつ)もせず、誰もいないように去っていった」。1年目のオフには、多くのコーチや球団スタッフとの契約を解除した。

 「正しいことを言っているのかもしれない」。そう思ったのは2006年春、東京の落合邸を一人で訪れた時だった。

 落合は「お前、ひとりか? …

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