「吸収されるのは避けたかった」 島根銀頭取の一問一答

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聞き手・筒井竜平
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 SBIホールディングスとの資本業務提携に踏み切った島根銀行の鈴木良夫頭取に、これまでの経緯や再建の現状などについて聞いた。

 ――島根銀は2016年公表の経営計画では「自主独往路線を堅持する」と強調していました。なぜ独立経営を諦めたのですか。

 「島根は全国的にも著しい人口減少が見られるところ。地域経済の停滞とマイナス金利による利ざやの縮小で、経営環境は非常に厳しい。17年3月期に本業のもうけを示すコア業務純益が赤字になり、私は同年6月に頭取に就いた。店舗統廃合など収益改善策を1年間やってみたが、5年後、10年後に独立して生き残るのは非常に難しいと感じた。それで私の方から、もともと業務提携していたSBIさんにお願いに行った」

 ――SBIに支援の要請をしたのは、いつごろですか。

 「19年の春だった。すぐに…

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