宇治茶1キロ18万円で落札 初市で過去最高値を更新

甲斐俊作
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 京都府特産の宇治茶の初市が19日、城陽市寺田のJA全農京都茶市場であった。最高落札価格は1キロ18万8888円で、記録の残る2000年以降で最も高かった。市場関係者らは「幸先良いスタート」と喜んだ。

 最高値で落としたのは、宇治市の中村藤吉本店。和束町の手もみ茶だ。中村省悟専務(40)は「コロナ禍で厳しい状況は続くが、明るい未来をつくるんだという思いで値段をつけさせてもらった」と話した。

 この日出品されたのは、和束町と宇治田原町南山城村からの71点、計668キロ。取引には問屋や小売業など60社が参加し、平均落札価格は同1万1187円(昨年は8512円)。今年は茶の生育が良いという。JA全農京都によると、これまでの最高落札価格は17年の同16万2千円で、昨年の最高値は同10万円だった。(甲斐俊作)