米国務長官「再生エネ、中国に後れ」 対策加速を強調

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ワシントン=合田禄
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 ブリンケン米国務長官は19日、米メリーランド州アナポリスで演説し、再生可能エネルギーの分野で「私たちは中国に後れをとっている」と語った。「もし追いつけなければ、米国民の数え切れない雇用が失われることになる」と危機感を示し、気候変動対策を加速することに理解を求めた。

 ブリンケン氏は「中国が太陽光パネルや風力タービンなどの最大の生産国で、関連の特許も約3分の1を保有している」と説明。今後、市場規模が大幅に拡大すると予想されていることから、温暖化対策が雇用を生み出すと主張した。

 米国は22、23日に中国を含む40の国・地域を招待し、気候変動を話し合う首脳会談(サミット)をオンラインで開く。中国に対して安全保障などの分野で対決姿勢を強めるが、環境分野では協調を模索している。一方でブリンケン氏の発言は、環境産業市場での中国との競争を強く意識したものになった。

 ブリンケン氏は「もし米国が…

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