訪日客コロナで蒸発、高島屋社長「23年度も回復3割」

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中島嘉克
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 高島屋の村田善郎社長が朝日新聞の取材に応じ、新型コロナ禍で蒸発した訪日客需要について「2023年度でも3割ほどの回復にとどまる」との見方を示した。23年度の売上高全体も、コロナ前の水準には戻らない見込み。ネット事業の強化やコスト削減を進め、業績回復をめざす。

 高島屋訪日客の売り上げは、コロナ前は500億円規模だったが、20年度は9割超の減。外出自粛などで売上高全体も減り、純損益は赤字になった。訪日客の戻り具合は売上高回復の大きなカギを握るが、村田氏は「21~22年度は1~2割ほどだろう」と話した。

 新たに発表した中期経営計画では、最終年度となる23年度の売上高目標は8500億円で、19年度の9190億円には届かない。ただ、営業利益は19年度を上回る300億円をめざす。村田氏は「百貨店をしっかり立て直す」と強調。採用抑制などで人員を減らすほか、これまで人材派遣に頼っていたレジ係なども社員が担うことで、コスト削減を進める考えだ。

 ネット通販(EC)も強化す…

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