日経平均、一時600円安 緊急事態宣言を警戒

津阪直樹
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 20日の東京株式市場で、日経平均株価は前日終値より大幅に下落して取引が始まり、下げ幅は一時600円を超えた。新型コロナウイルスの感染の拡大を受け、大阪府緊急事態宣言を要請すると表明したことなどを受け、百貨店や飲食店の関連株を中心に売られている。

 日経平均は前日終値比329円50銭安の2万9355円87銭で取引が始まった。19日の米ニューヨーク株式市場で、主要企業で構成するダウ工業株平均が前日比123・04ドル低い3万4077・63ドルに下落するなど、主要株価指数が軒並み下がったことも売り材料になった。

 新型コロナの感染が急拡大している大阪府は20日にも緊急事態宣言を出すよう政府に要請する見通し。大阪府は、すでに営業時間の短縮を求めている飲食店のほか、百貨店やテーマパークなどの大型施設にも休業要請を出す考え。東京都緊急事態宣言を要請する方向で調整しており、市場関係者の間では、企業業績への悪影響を警戒する見方が出ている。(津阪直樹)