ミャンマーで拘束の邦人記者、望月衣塑子さんら解放要求

津田六平
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 クーデターで国軍が権力を握ったミャンマーで、日本人フリージャーナリストの北角(きたずみ)裕樹さん(45)が治安当局に拘束されたことを受け、日本のジャーナリストら有志のグループが20日、東京都内で記者会見を開き、早期の解放を訴えた。

 日本経済新聞の元記者である北角さんは、クーデター直後からデモの様子などを現地で取材し、SNSを通じて発信してきた。

青木理さん「政府も努力して」

 北角さんと学生時代からの友人という東京新聞記者の望月衣塑子さんは「北角さんたちが発信しなければ、私たちはミャンマーの現実を知ることができない。市民への弾圧をやめるのはもちろん、北角さんをはじめ拘束されているジャーナリストを早期に解放してほしい」と呼びかけた。ジャーナリストの青木理さんは「無事に戻って取材活動ができるように、日本政府も努力してほしい」と訴えた。

 また、国際NGOヒューマン・ライツ・ウォッチ日本代表で弁護士の土井香苗さんは、「日本政府は、金融制裁などミャンマーに対する十分な行動を取っていない」と指摘した。

 有志グループは、ネット上で北角さんの解放を求める署名活動をしており、近く菅義偉首相宛てに提出する。(津田六平)