感染対策認証店で6人の感染確認 山梨県「原因を検証」

新型コロナウイルス

吉沢龍彦
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 山梨県は20日、新型コロナウイルス感染防止対策を県が確認して認証する「やまなしグリーン・ゾーン認証」を受けていた富士東部地域の飲食店で、利用者と従業員の計6人の感染が確認されたと発表した。複数の人が変異株に感染しているという。店は18日から休業している。県は店の認証の効力を一時停止し、感染原因の調査を進めている。

 県は、認証を一時停止したのは「原因を調査中のため」としている。一方で、店名は「風評被害のおそれがある」として明らかにせず、利用者と従業員の人数の内訳や、感染のプロセスも説明していない。認証施設を検索できるホームページ上の掲載は取りやめたとしている。

 県によると、感染者の1人が店を利用していたことが18日に判明し、20日までで6人に増えた。県職員が現地調査をしたところ、換気設備や座席の配置など、設備面は県の基準にそった対策がとられていた。従業員のマスク着用や人と人との距離の確保など、運用面で基準が守られていたかどうかについて関係者への聴き取り調査を進めている。

 県の担当者は「県感染症対策センター(県CDC)で原因を検証し、結果をすべての認証施設で共有する。基準のあり方も検討する」としている。

 認証施設での感染拡大が判明した事例は、昨年7月の制度開始以来1件にとどまっていた。その1件は店側が要請した感染防止策を客が守らなかったことが原因とされ、県は認証を取り消さなかった。(吉沢龍彦)

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