「犬のおまわりさん」むぎ、制服着て出勤 登下校見守る

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白見はる菜
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 子どもたちの登下校を見守るなど、地域の防犯活動に活躍する犬がいる。駐在所を身近な存在にしたり、「地域の目」の減少を補ったりする効果につながっているようだ。

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 日本海の沿岸5キロにわたって約230軒の舟屋が並ぶ京都府伊根町。この町の駐在所に、警察官とともに制服を着て活躍する5歳のポメラニアン「むぎ」がいる。愛らしい姿と人なつっこい性格で、地元で人気の「犬のおまわりさん」だ。

 むぎの出勤は早い。3月4日午前7時半、駐在所の中川祐一巡査部長(32)に連れられて、町立伊根小学校の前の横断歩道で子どもたちの登校を見守った。小学生が、次々と「むぎ君、おはよう」と声をかけた。

 小学校前の道は細く、ゆるやかなカーブで見通しが悪い。むぎが一緒にいると、ドライバーも慎重な運転になり、横断歩道前で減速してくれるという。

 むぎは、車が来ていないか見渡すようにキョロキョロと周りに目を配った。登校が終わると町立伊根保育園へ。園児たちの登園の様子を見守った。

「むぎ君の言葉」子も耳傾ける

 制服を着て「出勤」するよう…

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