黒人のフロイドさん事件、地元陪審が元警官に有罪の評決

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ニューヨーク=藤原学思
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 米ミネソタ州ミネアポリスで昨年5月、黒人のジョージ・フロイドさん(当時46)の首を圧迫して死なせたとして殺人などの罪で起訴された元警官のデレク・チョービン被告(45)=懲戒免職=について、地元の陪審団は20日(日本時間21日朝)、有罪の評決を言い渡した。評決は、陪審員12人全員の同意による。量刑は裁判官が今後決定するが、最長で数十年間の禁錮になる可能性がある。

 公判は19日に結審し、陪審団は約10時間にわたって評議をしていた。ただ、評決の理由や評議の詳しい内容は明らかにされていない。事件は目撃者がスマートフォンで撮影、ソーシャルメディアに投稿し、その映像の残虐さから、国内外でブラック・ライブズ・マター運動が広がるきっかけになった。各地の治安当局は評決に備えて警備を強化しており、市民の反応も注目される。

 チョービン被告は「偽の20ドル札を使われた」という小売店からの通報を受け、他の3人とともに現場に駆けつけた。フロイドさんは手錠をかけられたが、パトカーに乗せられることに抵抗。検察側はチョービン被告が、フロイドさんの首元を9分29秒にわたってひざで地面に押さえつけ、死亡させたと訴えていた。

 公判は陪審員の選定手続きを…

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