北欧発、強度1.5倍の紙 再利用可能で巾着袋も作れる

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橋田正城
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 紙なのに強度が高いため包装などに繰り返し使え、リサイクルできる生分解性の新素材「PAPTIC(パプティック)」が、日本でも使われ始めた。北欧発祥で、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みが広がる中、プラスチックに代わる素材の一つとして期待されている。

 フィンランドの国立技術研究センターが基礎技術を開発した。原料は、適切に管理されたフィンランド針葉樹からつくったパルプ。和紙のような風合いでしわになりにくく、5回程度はきれいなまま再利用できる。欧州ではH&MやZARA、英国の小売店やフィンランドの高級百貨店が手提げ袋などに採用している。

 生活品質科学研究所が、湿った状況で引き裂く検査をしたところ、通常の紙の約1・5倍の強度があったという。その分だけ紙袋を薄く、軽くすることもできる。今年1月、世界包装機構が革新的な包装素材に与える賞「WorldStar Award」を受賞した。

 国内では、伊藤忠商事がSD…

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