J&Jワクチン、血栓は「非常にまれ」 EU機関が見解

新型コロナウイルス

ブリュッセル=青田秀樹
[PR]

 欧州連合(EU)の専門機関、欧州医薬品庁(EMA)は20日、米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の新型コロナワクチンを接種した人に血栓が生じる症例は「非常にまれな副反応にあたる」との見解を示した。米国での8例を分析して判断した。その上で「接種するメリットはリスクを上回る」と強調している。

 EMAによると、700万人超への接種に対して血小板の減少を伴う血栓症が8例報告された。すべて60歳未満で、大半が女性だという。何らかの免疫反応が原因ではないかとの見方を示したが、年齢や性別などのリスク要因は特定できていないという。

 血栓症の副反応は英アストラゼネカ社のワクチンでも確認されており、J&Jの事例は、これによく似ているという。両社は同じ技術を使っているが、EMAは「差異も大きい」として副反応との関連についての見解は示さなかった。

 欧州では、J&J社のワクチン接種は本格化していない。使用を見合わせる国も出ているが、EMAは使用するかどうかの判断は各国にゆだねた。(ブリュッセル=青田秀樹)

新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[記事一覧へ]