解きほぐす「うっせぇわ」の気分 私たちは怒っている

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聞き手・田中聡子 聞き手・中島鉄郎
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 「うっせぇ、うっせぇ、うっせぇわ」と歌われるAdoさんの曲が大ヒット中だ。社会で多くの人が「うっせぇわ」と感じているからなのか。なぜそう叫びたいのか。

泉谷しげるさん「堂々と文句を言う人、応援したい」

 「うっせぇわ」は、すばらしい曲だよね。何がいいって、世の中に向かって、怒っているところ。俺たちがやってきたことが、今もちゃんと続いてるんだな。

 若い人の気分に、あの曲はぴったりなんじゃないかな。まず、親が「うっせぇわ」でしょ。勉強しろ、ゲームばかりやるなと言って、揚げ句に「最近どう?」なんてしょうもないこと聞いてきて、歌詞にある「あなたが思うより健康です」だよな。それに就職して組織に入れば、無意味な「不文律」があって、文句も言えなくなるし。ばかやろう、「親の子」でも、「会社の社員」でもねーぞ、俺は俺だ、個人だ……ってことを分かってない大人が多いよね。

 「子どもが歌って困る」とも言われるけど、反逆を楽しめる方がいいだろう? もう組織の中で従順なら安泰っていう時代じゃない。空気を読んでやり過ごす男社会はもうだめだよ。融通もごまかしもきかないヤツが、そういう男たちを困らせてやればいい。

「うっせぇわ」の声にどう向き合えばいいのでしょう。後半では、マッチングアプリに38歳ではまった体験をマンガにした松本千秋さんと、ジャズシンガーでもある心療内科医の海原純子さんが論じます。

 俺はもともと「右へならえ」…

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