第19回告げられた病気はうそ 医師の「診察」は性暴力だった

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黒田壮吉、編集委員・大久保真紀
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 「性病にかかっている。子どもを産めなくなるかもしれない」。2年前、おなかが痛くなって訪れた東京都内の診療所で、10代の少女はエコー検査などを受けた後、内科医の男(68)にそう言われたという。

 幼少期からかかりつけで通っていた診療所。言われるまま診察台に仰向けに横たわった。だが、病気はうそだった。男は、少女の下半身をさわり、その様子をデジタルカメラで撮影した。

拡大する写真・図版子どもへの性暴力第4部③ イラスト・米澤章憲

 性暴力だったとわかるのは、翌年。男がほかの事件で逮捕された。

 男は治療を装って10代の少女4人を含む患者8人の下半身をさわったり写真を撮ったりするなどしたとして強制わいせつや児童ポルノ禁止法違反などの罪で起訴された。裁判で、その手口が明らかにされた。

子どもたちの心身とその後の人生を脅かす性暴力について考える企画「子どもへの性暴力」第4部は、地位・関係性を利用した性暴力について取り上げます。

 男はインターネットのページ…

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