震災前の面影、阪急神戸三宮の駅ビルが26日オープン

遠藤美波
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 神戸市中心部の阪急神戸三宮駅に完成した新しい駅ビルが、26日のオープンを前に、報道陣に21日公開された。阪神・淡路大震災で解体された「神戸阪急ビル東館」の面影を残す超高層ビルに生まれ変わった。

 「神戸三宮阪急ビル」は、地上29階地下3階建て、延べ床面積は約2万8850平方メートル。高層階には客室数209室のホテル「レムプラス神戸三宮」が入り、中層階はオフィスフロアになる。駅直通の地下2階~地上3階と高架下は商業施設「EKIZO神戸三宮」で、飲食店など計37店舗が出店する。うち21店舗が神戸初出店だ。

 1936年完成の旧ビルは、ビル側面のアーチを電車が出入りする構造が特徴で「神戸の顔」として親しまれたが、震災で半壊。2016年まで仮設ビルが営業していた。新ビルは旧ビルの手書きの設計図などを参照して設計した。ビル低層部は円柱形の塔や大きなアーチ型の窓など、旧ビルのデザインを取り入れている。

 阪急阪神不動産の森永純常務は「かつての面影を思い起こして頂けるランドマークに生まれ変わらせた。三宮の魅力に貢献できるようまちづくりに取り組んでいく」と話した。(遠藤美波)