入学19人で10人退学・留年 パワハラ問題の看護学院

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阿部浩明
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 複数の教師によるパワーハラスメントが指摘されている北海道江差町の江差高等看護学院(伊東則彦学院長)では、退学や留年した学生の多さが際立っている。学生や保護者たちは「教師らの不条理な言動で、勉強できる環境でなかった」と憤る。

 同学院は道立の専修学校だが、所管する道は「個人情報にかかわる」などとして、入学者数や卒業者数などを公表していない。

パワハラは言語道断。では、看護師を育てる教員にはどんな資質が求められるのでしょうか。後段では全国約450校の看護学校が加盟する「日本看護学校協議会」の池西静江会長にインタビューしています。

 一方、朝日新聞が入手した資料によると、2011~18年度の入学者数(各年度の定員40人)は計200人だったのに対し、順調にいけば卒業となる3年後の13~20年度の卒業者数の合計は145人だった。卒業者の割合は、入学者の7割程度にとどまる。

 学生の初年度にあたる「1学年」の在学者数の多さも目立つ。11~20年度の10年間の合計で、入学者は235人なのに対し、1学年の在学者数は272人だった。道の関係者によると、入学者数より1学年の在学者数が多いのは、留年した学生が加わるためだという。

 例えば16年度は26人が入…

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