妻でも母でもない「女子」の行方 女子学の教授は考える

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甲南女子大教授・米澤泉
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 朝日新聞の水曜夕刊の企画「女子組」が4月、「Hi sista(ハイ・シスタ)」にリニューアルされた。女子組ができて10年。昨今のジェンダーレス志向、多様性を考慮した結果、もうわざわざ「女子」を掲げる時代ではない、ということだろう。

 21世紀に入った頃から、大人の女性に対して「女子」という呼称が使われるようになった。30代女子、40代女子、大人女子。なぜ成熟した女性が「女子」なのか。2014年に書いた「『女子』の誕生」(勁草書房)でそれを明らかにした。大正時代、婦人雑誌や少女雑誌によって「主婦」や「少女」が生み出されたように、「女子」の誕生にも雑誌が影響しているのではないか。

女子を生んだファッション誌 「一生女子!」

 その立役者となったのが、宝…

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